組合への結集強化で「自ら」を守るたたかい
直営堅持かかげ、不補充・委託路線と対決 九地協は11月7日、事務所において、行(二)・技能職対策会議を開催しました。会議では、不補充政策のもと、いっそう強まる業務委託化攻撃といかに対決していくべきか、職場の実態を出し合いながら、「自ら」を守り、攻めていく運動について集中した論議が行われました。 ![]() 会議には、各地区の行(二)・技能職代表、九地協の担当役員など、計18人が参加しました。 会議は11時に紫垣副議長のあいさつで開会、田邉・行(二)担当執行委員の司会で議事に入りました。 冒頭、本部の佐藤書記次長が行(二)・技能職をとりまく全国情勢を報告。「行(二)のたたかいは、一つの職場、一人の仲間を守り抜くたたかい。活発な討論を」と呼びかけ、九地協の報告あと、13時より全体討論に移りました。 いざという時の対応 討論では、貫流ボイラーの導入に伴って、本人の意向を無視してメッセンジャー等への応援業務を強く迫られたボイラー技士のたたかいが報告されました。ボイラーの委託化問題では、全国的に事故一歩手前の事態が起こっていることなどが紹介され、いざという時の対応を考えれば、機器の更新=無人化とはならないことが強調されました。 また、ハ病で営繕手が退職して職場が閉鎖され、外から業者が入ったものの、長年かけて入所者との信頼を築き上げてきた職員のようには、作業がうまくいかない実態などが報告されました。 給食をめぐる動きに注意 給食については、仲間の現職死に直面した南九州で委託をやめさせ非常勤で後補充させたこと、5人の常勤職員がいながら全面委託が強行された九州医療センターの事例などが論議されました。給食問題では、細かに対応できる直営がベストであることは理解できるが、非常勤職員の補充では将来が見えない。常勤・定員での後補充を追求していくしかない、との意見が出されました。また給食への攻撃は「職員分断」のかたちで行われることが多く、支部役員と現場の組合員と意思疎通をはかる必要があることを確認しました。 職場から専門性をアピール 看護助手は業務の多忙化と人員不足でまともに休みもとれないこと、とくに年末・年始の休暇の割り振りで不平等を感じている人が多いことなどが報告されました。 会議は最後に吉岡書記長が「まとめ」を行い、これらの討論を通して、行(二)・技能職のたたかいは職場が孤立してはたたかえないこと。組合への結集を強めながら全行(二)職の組織拡大をめざすこと。各職種が「専門家」として職場から決起し、その仕事を院内で大きくアピールしていくことを確認して17時に閉会しました。
by zeniro-kyushu
| 2009-11-07 18:00
| 会議・集会
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