ハ病職員の抜本的昇格改善を
九地協は10月26日、ハ病職員の昇格問題で、人事院九州事務局と独自の交渉を実施しました。交渉には、ハ病各支部代表と九地協執行部役員の計9人が参加、人事院は総務課長と第一課長が対応しました。
交渉は吉岡書記長が要求書を提出後、追及を行いました。
介護長となっても延々2級のまま、副介護長も「長」と同じ仕事と責任を負いながら処遇は全く良くならない実態に「介護長や副介護長は『名誉職』か」などときびしく追及しました。介護員は日々の業務はもちろん、入所者の金銭管理まで任されるほどの信頼関係の中で仕事をしており、その分責任も重いと訴えました。また、ボイラー技士や営繕手・水道手など行(二)の級別定数の改善、看護師は職務評価を抜本的に改めることなどを求めました。一方、特地勤務手当の不当な「見直し」を行わないよう、離島の実態をあげながら訴えました。
これらの追及に人事院が「今日お聞きしたことは職場の声として本院に上げます」と回答して交渉は終了しました。