当面する課題と組織拡大に全力
九地協は6月2日、人事院九州事務局要請を間にはさんで、9時から16時まで九州ハンセン病支部代表者会議を開催しました。会議には各支部代表に本部の桶谷書記(ハ病担当)を加え15人が参加しました。
会議は吉岡書記長の司会で進行、桶谷氏がハ病をめぐる全国情勢を報告、坂中書記次長が基調報告を行って全体討論に入りました。
討論では、賃金職員の「上限3年」雇用の問題を筆頭に、敬愛園で将来構想が示されたこと、奄美での医師確保、外来診療再開に向けたとりくみ、各園での自治会や地域との共闘など、活発に意見交換しました。
会議は最後に、療養所の充実・強化のたたかいで、①国会決議を力に厚労大臣答弁の獲得。閣議決定からの除外を求める運動②医師・看護師の欠員補充、増員を求める運動を進めること。また、将来構想確立に向けて園・自治体等への働きかけを強化することを意思統一しました。
賃金職員のたたかいでは「人事院宛要請はがき」をとりくむこと。併せて組織拡大、支部執行部体制の強化などを確認して会議は終了しました。